生まれてきたあなたへ β版
無職の頃、日課としてほぼ毎日一時間以上の外歩きを繰り返した。 でもどんなに歩いても、今の自分が置かれた境遇に対しての不安や不満の想いを拭い去ることはできなかった。 「何の罰ゲームだよ。 早朝、ただ毎日歩くということを繰り返しているだけ。 すれ違うスーツ姿の男を直視できない...
「真相は穴の中」β版(区切り削除なし)
「なんでもない日、おめでとう」 村長に呼び出され、そう伝えられた。 私は今日、また一つ年を重ねたことになる。 四年前、自分が取り上げた羊から頭数を増やし、そして、その内の一頭を自分の手で捌くことが出来たからだ。 十歳という年齢はまだまだ未熟者なので誇らしげに振る舞うことは...
問題作モンダイサク(下書き)
世の中には煮ても焼いても食えないヤツがいる そう思っていた頃が私にもありました …………… 舞台は伊座村の旧小学校跡地にできた宿泊施が舞台 ある日招き入れた詩人の青年、トモヤが村に住み着く。 彼が黄色い表示のキャンパス Ai ノートを開くと、た...
あしたからのお知らせ(下書き)
不毛であろうとなかろうと、残す意思があろうとなかろうと、以前の歴史であっても記録が消えた物語があったように、不都合なものは見えなくされていく。 それに比べれば、個人の記録などは自身が形として残せばいいのだから、データを消されることに対して感情を抱くことは仕方ないにしても、そこに対...