妄想話

深夜の密会「tell me...」

「あ、夫が来ます」  「ではまた、商品についてご不明な点がございましたら24時間、いつでも…」 夫が寝室に向かってくる気配を感じたので、担当の相手が最後まで話す前に通話をきる。 疚しい気持ちなどない、といえば噓になる。 名残惜しい。 もっと会話をしていたかった。 夫はどたどたと廊...